フリーランスは気軽でいいと羨んでいる人は少なくないでしょう。たしかにフリーランスになれば何者にも束縛されることなく、どのようなスタイルで働くか自分自身で判断できます。しかし自由であることは一方でデメリットでもあるのです。
フリーランスになり仕事をするなら、一人に強いかが試されます。独立すれば他に頼ることができる人は周囲におらず、全て自分ひとりで行わなければならないのです。本来の業務に加え、事務処理や営業活動も欠かせない仕事の一つです。これらの業務がたとえ不得意であったとしても、フリーランスとして仕事を続けていくために自分で勉強して対処しなければなりません。仕事やプライベートで普段から他人に依存しがちで、一人では行動できない人はフリーランスは向いていないでしょう。
一方で、独立心が強く何でも自分でやりたいという人はフリーランスでも活躍できる可能性が高いです。しかしそれでも普段気丈に振る舞っているフリーランスであったとしても、孤独を感じることは珍しくありません。そのためフリーランスは寂しさを紛らわせるための工夫を行っています。セミナーに参加したりコワーキングスペースを利用したりして、フリーランス同士で交流を図っているのです。
もし孤立して働くことに耐えられないのであれば、再び会社に就職するのもよいでしょう。たとえフリーランスを諦める事になったとしても、フリーランスとして働いた経験は今後の人生にプラスになるはずです。